2016年1月18日月曜日

初日

今日は、カンポ・デ・クリプターナのツーリスト・インフォメーションで働く最初の日である。
最初に上司となるジョルディさん(男性)とベアさん(女性)におおまかな業務に関する説明を受けた。
そして、その後は、いよいよ職場となるツーリスト・インフォメーションへ。
場所は、クリプターナに10ある風車のうちの一つである。
風車の中とは、クリプターナらしいといえるが、中はせまい。
同僚となるエバさん(女性)と挨拶し、業務の詳細の説明を受けた。
おおまかな業務は、クリプターナにある観光資源の説明とその入場券の販売、そして、風車の入場券を買った旅行者への風車内部のガイドである。

午前中は、2組ほどのスペイン人旅行者が来ただけで、最初の1組目にエバさんが観光資源の説明をしているのを横できき、2組目はいよいよデビュー戦、観光資源の説明である。
簡単だと思っていたのだが、いざ説明を始めると緊張からか舌がなかなかまわらない自分にイライラしてしまった。
地図に印をつけるのだが、手が震えているのがわかる。
寒さのためではない。まあ最初はそんなもんかな。

午後は、日本人グループの到着で幕開け。
一般的な日本人グループのクリプターナ観光は、わずか20分から30分の間に、トイレへ行き、風車の写真を撮って去っていくというもの。
せっかく遠くから来たのに、風車の中に入らないというのは残念。
そこで、添乗員さんにごあいさつ。
「風車の入場券をお買い求めになりますと私が風車について日本語で説明します。」
幸い、35人の内、21人の方が、私の説明をきいてくれ、よかったと私に声をかけてくれた。ホッ。
中には、「こんなスペインの田舎のツーリスト・インフォメーションで働いている日本人なんて、近いうちにテレビに出るかもしれないから一緒に写真を撮ってください。」とも。
内心、ちょっと恥ずかしい。

まあ初日にしては上々ではと自己満足。



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