2016年1月30日土曜日

留学生

さて、2回目の週末。
事前の電話予約通り、マドリッドにある私立ポンティフィシア・コミーリャス大学の50人近くの学生と数名の先生方のグループが到着。
(ちなみに事前の電話予約は自分が受けた。)
さすがに風車に50人以上は入りきれないので、2回に分けることになる。
1人の先生がツーリストオフィスにやってきて、自分に話しかける。

先生 「君だね。私の電話を受けたのは。」(20年以上、スペインに住んでいるとはいえ、ネイティブのようには話せない。バレるのも当然。)
自分 「そうです。」
先生 「日本人かね?」(いい勘しいる。アジア人とは分かっても、それが日本人がどうか当てるのは自分にも難しい。)
自分 「そうです。」
先生 「ウチの生徒の1人が日本人なんだ。いま連れてくるよ。」

これは珍しい。日本人学生は、スペイン語の勉強にサラマンカ大学へ留学するのが、おきまりのパターンである。
1人の女の子が入ってきた。
きくと、名門の上智大学で、スペイン語ではなく、国際関係の勉強をしているとのこと。
毎年、学生の中から1人が選ばれ、交換留学をするとのことだった。
よく見ると、学生たちは、みんな英語を話している。どう見ても半分は、スペイン人ではない。
なるほど、国際関係というだけあって、学生たちも国際色豊かである。
彼女にはこういうチャンスを将来、生かしてほしいと思うとともに、彼女なら言われなくても生かすだろうなとも感じた。
こっちも驚いたが、向こうもこんな田舎に日本人が住んでいるなんてということで、かなり驚いていた。



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