2016年2月10日水曜日

好転! 好転!

先週の2月5日に訪れた同じ旅行会社の同じ日程の日本人グループがやって来た。
男性添乗員さんにまずは、ごあいさつ。
ただ、意外なことに愛想がいい。
あれ?と思いながら、カンポ・デ・クリプターナの説明をしましょうかと誘うとすんなりOK。
思わぬ肩すかしを喰らってしまった。
案の定、風車への入場は、コンスエグラでということだが、一行は、洞窟の家へ。
一緒に行くべきかな(!?)ということで、オフィスの戻って同僚にその旨を告げ、洞窟の家へ。
ところが、洞窟の家へ行ってみると、もう、みなさん、洞窟の家の中へ。
実は、この洞窟の家、入場券を買わなければならない。
そこで、添乗員さんへ。

自分 「あの、誠に申し訳ございませんが、洞窟の家は、入場料がお一人様、60セントかかります。」
添乗員「えっ。そこの店のおばさんが無料だと言ったので、お客様にもう無料とご案内してしまいました。」

実は、この洞窟の家は、添乗員さん達の間で、「おばちゃん」と呼ばれているマダおばさんのお土産物屋さんと併設されている。そのおばさんの仕業である。
もう添乗員さんが案内してしまった以上、もうどうすることもできない。
元はと言えば、最初にきちんと説明しなかった自分の責任でもある。
ここで、60セント集めれば、お客様達は、添乗員さんを責めるであろう。
添乗員さんにもお客様達にもクリプターナに対して、不快な思いを残すことになり、それは、この村のプロモーションにマイナスなだけである。

自分 「分かりました。今回は、無料で構いませんので、次回からはお願いします。」

また、添乗員さんは、毎月、第1日曜日の風車を使った小麦挽きの実演の話にかなり興味を抱いている様子だった。
もしかしたら、可能かもしれない。
2月5日のグループに比べるとかなり好転した感触。

午後の日本人グループは、添乗員さんからの予約を2月2日から受けている。
といっても、実際にお会いしたことはない。
アテンドした添乗員さん達には、自分の連絡先を渡しており、またクリプターナに来る時には、連絡してほしいと伝えている。
自分の休みのシフトを代えたり、閉まっている時間のオフィス、風車、トイレを開けるなどして、アテンドするためである。
幸いなことに自分の連絡先が、添乗員さん達の間で伝わっているのである。
そして、この添乗員さんには、もし、同じ時間帯にクリプターナに来る日本人グループを見かけたら、両方にアテンドするために、間隔を空けてほしいと伝えた。
案の定、2つのグループが同時にやって来たのだが、間隔を空けてくれたため、両方のグループにアテンドすることができた。
また、予約された添乗員さんのグループは、添乗員さんがバスの中で、お客様のテンションを上げてくれたため、全員が、自分の風車の説明をきいてくれた。
添乗員さん達のクリプターナ観光へ果たす役割は、かなり大きいのである。



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