2016年2月28日日曜日

PR活動の失敗

1時間以上、クリプターナに滞在する例の旅行会社がまたやってきた。
前回の添乗員さんが、次回が、今シーズン、最後のツアーになりますとおっしゃっていたので、今回がクリプターナのPR活動の最後のチャンスである
この旅行会社には、風車、洞窟の家、工芸美術館、そして、小麦挽きの実演とたくさんPRすることがある。
しかし、お会いした男性添乗員さん、人は良さそうだが、どうも気が弱そう。
「お会いできて良かった、うるうる」という感じである。
大抵、初対面の添乗員さんの場合、「誰この人?」と怪訝そうな顔をするものだが、この添乗員さんは違っていた。
風車の説明と風車の写真スポットへ旅行者たちを連れて行くことにした。
洞窟の家にもご案内したかったのであるが、残念ながら添乗員さんに断られてしまった。
最後に添乗員さんに

添乗員さん 「あのー。コンスエグラにも一緒に来ていただけると助かるのですが」
自分 「いやあ。私はフリーのガイドではなく、クリプターナ市の職員なので、それ以外の市では残念ながら活動できません。ごめんなさい。」

付いて行ってあげたい気持ちはあるのだが、職務上、無理である。
そんなことをして、ツーリスト・オフィスを空けたら、間違いなくクビになる。
結局、PR活動は断念することにした。



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