2016年2月18日木曜日

オーガナイズ

カンポ・デ・クリプターナのツーリストオフィスで勤め始めて、ちょうど1ヶ月があっという間に過ぎた。
いろいろなことを試し、失敗し、試行錯誤を繰り返している。
一番、難しいのは、どうやって旅行者たちを風車内部の見学へもっていくかである。
日本人グループがクリプターナに滞在する時間は、20分あまりである。
その中にうまく風車見学、トイレ、写真撮影、お買いものを盛り込まなければならない。
今までで、一つ分かったことは、風車の見学を最初にしなければ、後で風車を見学をするということはまずないということである。
最初にトイレとなると、女性用トイレには便座が2つしかないため、列を作ることになる。そうなると、2人ずつ用を終えることになり、最初の人たちが用を終えてから最後の人たちが用を終えるまで、5分以上はかかることになる。
「風車の内部見学を日本語の説明付きで5分後に致します。」と募っても、最初に終わった人たちが、5分も待つことはなく、さっさとどこかへ行ってしまい、もう一度、集まることはない。
また、添乗員さんが、「みなさん、お買いものがしたいそうなので、買いものの後に風車の見学をしたいと思います。」とおっしゃられも、結局、時間ギリギリまで買いものに費やすことになるので、結局、風車の見学は、時間切れで無しということになる。
そこで、いつも最初に風車の見学を勧めなければならない。
ただ、これにも問題がある。旅行者たちの中には、もうトイレの我慢ができないという人たちがいるからである。
そういう時は、1つのグループに対して、前半と後半とに分けて、2度、説明をするということになる。
その場合、前半は15名以上、後半は5名以下となる。
これが、最近、定着してきたパターンである。



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